1900年パリオリンピックのオリジナルTシャツ
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異議申し立て
1900年パリオリンピック(1900ねんパリオリンピック)は、フランスのパリで1900年(明治33年)5月14日から10月28日に行われたオリンピック競技大会。
オリンピックは自分たちの国技であると主張するギリシャの努力にもかかわらず、IOCは毎年異なる場所でオリンピックを行うことを決定した。
また、この大会は万国博覧会の附属大会として行われたため、会期が5か月に及ぶことになった。
大会運営も混乱をきたし、メダルが与えられたのは、クーベルタンが運営に関わった陸上競技のみで、このメダルが実際に選手に届いたのは2年後のことであったといわれている。また、現在では陸上競技のみがオリンピックだったと公式に定められ、歴史の浅いオリンピックの黎明期を物語る大会となった。
ハイライト
- ボート競技舵手付きペア種目では、オランダチームのコックス(舵手)であったヘルマナス・ブロックマンが体重が重すぎたため外され、その代役として、たまたま観客席にいた7歳から10歳くらいと見られるフランス人の少年が飛び入りで参加し、そのチームは優勝した。この少年は2016年現在でも史上最年少のオリンピック金メダリストの可能性があると推定されているが、本人は競技終了後、身元確認を受けることなく会場から姿を消してしまい、この少年の正確な年齢はおろか名前さえも分かっていない。この事実は1960年にオランダの歴史家がオランダチームのフランソワ・ブラントとルロフ・クレインと共に少年が写った白黒写真を発見したことで知られるようになった。少年の写真は2016年現在、この1枚しか発見されていない。2016年にこの少年がフランス人ではなくジョージア人のギオルギ・ニコラゼ(Giorgi Nikoladze、1888年 - 1931年)であるという説が国際オリンピック史学会(ISOH)に提出されたが、反論もある。
- 射撃では鳩を的にして鳩を撃つ競技が行われた(さすがに残虐的だと非難され、この大会のみの競技となった)。
- 凧揚げ・魚釣りなどの風変わりな競技もあった。
- この大会は陸上競技のみを正式に五輪競技とした一方、他の競技の勝利もIOCが公式に認めているため運営上矛盾が存在する。
実施競技
各国の獲得メダル
主なメダリスト
- 金メダル
- アルビン・クレンツレーン(アメリカ、陸上競技男子60m)
- アルビン・クレンツレーン(アメリカ、陸上競技男子110mハードル)
- アルビン・クレンツレーン(アメリカ、陸上競技男子200mハードル)
- アルビン・クレンツレーン(アメリカ、陸上競技男子走幅跳)
- ジョン・フラナガン(アメリカ、陸上競技男子ハンマー投)
- レイ・ユーリー(アメリカ、陸上競技男子立ち高跳)
- レイ・ユーリー(アメリカ、陸上競技男子立ち幅跳)
- レイ・ユーリー(アメリカ、陸上競技男子立ち三段跳)
- シャーロット・クーパー(イギリス、テニス女子シングルス) - 近代オリンピック女子金メダリスト第1号
- オランダ・フランスチーム(ボート競技男子かじ付きペア)
- 銀メダル
- ジェームズ・コノリー(アメリカ、陸上競技男子三段跳)
- フランチシェク・ヤンダ・スゥク(ボヘミア、陸上競技男子円盤投)
脚注
関連項目
- 国際オリンピック委員会
- 夏季オリンピック
- プロジェクト:オリンピック
- パリ万国博覧会 (1900年)
- 1924年パリオリンピック
- 2024年パリオリンピック
- 1904年セントルイスオリンピック・セントルイス万国博覧会:今大会同様オリンピック・万博の同時開催となっているが、オリンピック大会を万博付属大会とせず本大会として独立させた。
外部リンク
- IOC Paris 1900 Page
- JOCオリンピックの歴史
- 公式レポート
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